OutSystems Champions Program

Inspiring the OutSystems Community globally

Taiji
Jul 14, 2021

こんにちは、OutSystemsのTaijiです!
今回は、OutSystems Championについて説明しようと思います。

はじめに

日本では、残念ながらまだまだできていないところが多いのですが、OutSystemsのユーザーコミュニティでは、お互いの交流を深め、ナレッジを共有したり、お互いにサポートすることで、地域のエコシステムを成長させてきています。我々OutSystemsでは、コミュニティの仲間である他者の成長を支援することに情熱を持てる、そんなコミュニティに貢献する意欲のあるユーザー(= Champion)を常に探しています。

OutSystems Champions Programとは

Champions Programでは、コミュニティをリードできるユーザーをリーダーとして認定し、ベネフィットをお届けすることです。 OutSystemsは、OutSystems User GroupやOutSystems Education Programなどのエンゲージメントプログラムを通じて、ローカルコミュニティの活性化に積極的に参加し、メンタリングやオンラインコミュニティなどでのコラボレーションなど、コミュニティへの貢献者が表舞台に露出するべきと考えています。

このプログラムは、コミュニティメンバーとOutSystemsチームがコラボレーションして、エコシステムとプラットフォームへの「強い想い」を世界規模で成長させるためのフレームワークを提供します。

公式Websiteはこちらです。

OutSystems Championになるための要件

OutSystems Championになるには、OutSystemsプラットフォームの本当のファンになる必要があります。 判断基準は、みなさんがフォーカスを当てて貢献する分野によって異なります。 活動が多ければ良いわけではありません。量より質が考慮されます。

コミットする必須の指標はないのですが、逆に影響力のある活動をしているコミュニティメンバーは絶対にChampionになってほしいと思っています。

OutSystems Championのベネフィット

OutSystems Championに認定されると、以下のようなベネフィットがあります。

  • Champion専用のコミュニケーションチャンネル
  • メンタリング、トレーニング、およびコーチングセッションの機会
  • 資格取得の際のディスカウント
  • スペシャルバッジ、Swag、自身の認知度向上

よくある質問

公式サイトにFAQという形でまとまっているのですが、英語のためこちらに日本語でなるべく簡潔に記載します。

1. 特定の貢献分野について
Championは、コミュニティのさまざまな分野に貢献する専門知識と経験に基づいて選ばれます。下記より、あなたが貢献している分野に近いものを参考にして下さい。

  • オンラインコミュニティへの貢献
    Forum Champion または Forge Champion
  • OutSystemsに関するコンテンツ作成
    Technical Content Champion
  • イベント企画またはイベント登壇(仲間への知識共有)
    Events Champion
  • 周囲の人々へのレクチャーなど
    Mentoring Champion

これらの分野は、Championの活動分野を制限する目的ではなく、OutSystemsが可能な限り最善の方法でChampionをサポートできるようにすることを目的としています。

2. Championに選定される条件、基準について

Forum
少なくとも5つの回答が「solution」としてマークされることです。
回答の質についても見られます。状況を調査し、問題をテストし、役立つリソースを提供したかどうかが評価されます。
※ 現在Forumは英語のみですので、日本のユーザーにとっては少しハードルが高いかもしれません。

Forge
サポートされているバージョンのプラットフォーム(2021年1月1日以降、O11のみがサポート対象)で、詳細かつ客観的な説明、サポートされているスクリーンショットとドキュメントを含む、少なくとも2つのForgeコンポーネント、および少なくとも4.0の評価が必要です。

イベントの開催
少なくとも年間で2つのイベントを開催することです。OutSystemsコミュニティ向けであることが望ましいです。

イベントでの登壇
OutSystemsについて少なくとも年間で1つのトークセッションを行うことです。実績を証明するために、過去のプレゼンテーションスライドやレコーディングされた動画などの共有が必要になります。

技術コンテンツ
少なくとも年間で2つのOutSystemsに焦点を当てた技術コンテンツ(ブログ、Medium、How toのドキュメント、YouTube動画など)を作成し公開する必要があります。コンテンツの品質も見られます。コンテンツの詳細やサンプルアプリの提供、専門知識などが評価されます。

メンタリング
OutSystemsを使い、新入社員のオンボーディング、同僚のトレーニング、後輩の指導など、人々をメンタリングした経験が必要です。あなたの実績を証明するために、メンタリングした人々の推薦状や、作成したオンボーディング計画内容などの共有が必要になります。

3. 選定プロセスについて

応募はOutSystemsのコミュニティチームによってレビューされ、選定基準に従って審査されます。(前述の通り絶対的な基準があるわけではありません)

選定基準を満たせなかった場合、選定されなかった理由を説明するメールが届きます。

選定プロセス中に、すべての基準をクリアすると、OutSystemsのコミュニティマネージャーの1人との面接に招待されます。この面接では、応募者の興味、動機、期待に焦点を当て、なぜその応募者が選ばれるべきかを判断します。

面接後、OutSystemsコミュニティチームにより、Champions Programに参加できるかどうかが決定されます。

4. OutSystems ChampionとOutSystems MVPの違いについて

OutSystemsではChampionとMVPという2つのプログラムが存在します。(厳密には他にも存在します)
この2つのプログラムの代表的な違いは以下の通りです。

Championはコミュニティに焦点を合わせます。コミュニティメンバーが参加してより積極的に活動できるように促し、コミュニティの仲間をサポートし、ローカルのOutSystemsエコシステムを成長させます。
MVPは製品およびエンジニアリングチームとの緊密な関係を維持することで、製品にさらにフォーカスします。さまざまなステークホルダーと連携し、製品のフィードバックと改善点を提供します。

Championは継続的に成長するコミュニティメンバーの延長上にあるグループです。
MVPはより制限された、小規模で排他的なグループです。

Champions Prigramは、さまざまな種類のコントリビューションに対して、さまざまなスキルセットが必要なため、特定のバックグラウンドを重視しません。
MVP Programは、コミュニティ内でもより高度な資格を持つ専門家に称号を与えます。つまり、ピンポイントで特定の技術の専門知識を重視します。

Championはコントリビューションに関して、達成する必要のある特定の目標を保つ必要はありません。
MVPは賞を維持するために、コントリビューションの指標を定め、それに沿って活動することを保証する必要があります。

Championは一切のNDA締結を必要としません。
MVPは、OutSystemsからの多くの特権情報にアクセスする必要があるため、NDAを締結する必要があります。

Championにはオンラインコミュニティ(forums + forge + ideas)のモデレーター権限がなく、MVPにはモデレーター権限があります。

5. 他のアドボカシープログラム間での同時受賞について
OutSystems Community Advocacy Programs(Champions ProgramとMVP Program)の間には独占権があります。 これは、Championが同時にMVPになることはできず、その逆もできないことを意味します。

Ambassadors Programなどの他のアドボカシープログラムとの間には独占権はありません。Championは同時にAmbassadorになることも、その逆も可能です。

6. Championとして任命される期間について
任命されたChampionは1年間そのタイトルを保持します。

チャンピオンが特定の分野で、コミュニティへのコントリビューションが一貫して積極的に取り組んでいることが認められる場合、本人が望むのであれば、タイトルは自動的に更新されます。

継続的なコントリビューションが見られない場合、Championのパフォーマンスがそのように評価され、タイトルの維持が保証されない場合があります。

OutSystems Championになってみよう!

こちらからノミネーションすることができます。

しかし!英語なのです…
すみません。そのためにこのブログを書きました。
この私のMediumに書かれている内容が全てですので、我こそはと思う方はぜひノミネーションしてください!
ノミネーションフォームの最後に、なぜChampionになりたいのかを記載する項目があります。こちらも英語で記載頂く必要があります。
分かりづらいと思うので、日本語訳を記載しましたので以下の画像を参照してください。
※画像クリックで拡大します

せっかくOutSystemsのユーザーコミュニティをリードしてくれているみなさまが英語のハードルが原因でChampionになることを諦めるのは残念でなりません。
私はJapanのCommunity ManagerとしてChampions ProgramやMVP Programを日本語でサポートします。ノミネーションに関してのお問い合わせや、英語での書き方がわからないなどの相談については、お気軽に私までコンタクトください。

taiji.hagino@outsystmes.com

Twitter/Facebook/LinkedIn : @taiponrock

それではみなさん、OutSystemsコミュニティ、User Groupでお会いしましょう!ではでは👋

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Taiji

Datadog Senior Developer Advocate | Ex-OutSystems Dev Community Advocate | Ex-IBM Dev Advocate | Microsoft MVP | 筑波大学、名城大学非常勤講師 | 記事は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。