はじめに
こんにちは、Datadog Senior Technical AdvocateのTaijiです。
オープンソースへの継続的なコミットメントの一環として、DatadogはOpen Source Hub を開設しました! これは、オープンソースプロジェクトへの、貢献やコミュニティ交流のための専用スペースです。
Datadogのオープンソースへの関わり
みなさんご存知でしょうか? Datadogは、常にオープンソースソフトウェアに深く関わってきました。Datadogのエージェント、トレーサー、SDK、ライブラリは、当初からオープンソースで提供されてます。 これにより、ユーザーは自身のニーズに合わせて柔軟にツールを拡張することができます。 また、オープンソースコンポーネントの透明性により、ユーザーはシステム上で実行されているDatadogのソフトウェアとしての機能がどういうものなのかを判断することができます。
オープンソースソフトウェアの使用に関しては、Datadogでは「アップストリーム・ファースト」アプローチを採用しています。 つまり、Datadogのインフラをサポートするためにオープンソースプロジェクトを使用しているときに、Datadogのエンジニアがバグを見つけたり、有益な新機能を思いついたりした場合、実際の開発者と協力して有益な変更につなげることができます。 Datadogのエンジニアは、バグを報告して修正し、改善策を提案し、コミュニティに積極的に参加して、これらの改善策を完成形へとリードしています。
さらに、Datadogのエンジニアによって開始された多くのプロジェクトは、Datadogの製品に直接関連しないものであっても、オープンソース化され、コミュニティのサポートによって維持されています。
Datadog Open Source Hub の発表
このオープン・コラボレーションのマインドを大切にしているDatadogとしては、Datadog Open Source Hubを発表できることは大変喜ばしいことです! Open Source Hubは、Datadogが保守し、定期的にコントリビュートしているプロジェクトや、参加しているエコシステム、その他取り組んでいる関連したイニシアチブについて知ることができるコミュニティスペースです。
Open Source Hubでは、Datadogで開始されたオープンソースプロジェクトのメンテナーから話を聞いたり、コントリビュートする方法を見つけることができます。さらに、サードパーティのオープンソースプロジェクトに参加しているDatadogのコントリビューターから話を聞くこともできます。
オープンソースプロジェクトのショーケース
最後に、ご存知かもいらっしゃると思いますが、Datadogでは特定のオープンソースプロジェクトに無料のDatadogアカウントを提供しています。 Open Source Hubでは、これらのプロジェクトの一部と、どのようにDatadogを活用しているかを紹介しています。
さいごに
Datadogのオープンソースイニシアティブの詳細については、新しいDatadog Open Source Hubをご覧ください。 Hubの立ち上げは素晴らしいですが、まだ始まったばかりです。 定期的なアップデート、注目のプロジェクトやコントリビューターの紹介、Datadog Observabilityがサポートするオープンソースプロジェクトのショーケースの今後の拡大などに、ご期待ください!