デベロッパーアドボケイトであるということ

Taiji
3 min readDec 2, 2019

本記事は DevRel Advent Calendar 2019 向けに書いたものです。

デベロッパーアドボケイト、テクニカルエバンジェリスト、ソリューションアーキテクト、テクニカルセールス、などなどDevRelと密接に関わる仕事があります。そんな中、心構えというかマインドというか、わざわざ自らこのロールを選んだ人にとって、働き方というのは興味深いものがあるわけです。

例えば、その人のライフスタイルの中で、優先すべきものがあったとします。それは家族かもしれないし、趣味かもしれないです。普通に考えてとても大切なものだと思います。

DevRelは海外の方が活発

一方で、デベロッパーアドボケイトの仕事は不規則です。特に外資系なんかだった時には夜や休日のイベント対応はまだかわいい方で、真夜中のミーティングがじゃんじゃん入ってきます。DevRelは海外の方が活発ですので、外資系で無くても海外と連携することは少なくありません。
そうすると、その人のライフスタイルはがらっと変わります。少し特殊なライフスタイルになるという感じでしょうか。

こういうのを聞いて(または間近で見て)どう思いますか?

そんな働き方はすべきじゃない、とか。
ちゃんと朝から夕方まで働いて夜は寝ないと体壊す、とか。
その会社ってブラックなんじゃない?、とか。

色々な感じ方をする人がいると思います。
そして、どれも間違ってはないかなー、とも思います。

でも、でもね。
先程も言いましたが、我々は好きでこの仕事を選んでるんですよ。
だってそうじゃないですか?結構特殊なロールですよね、アドボケイトにしてもエバンジェリストにしても。普通にIT業界で働いていたら関わらない人の方が圧倒的に多いロールですよ。むりやりやらされることも無いロールだと思います。

IBMはOpen Sourceの様々な領域でContributeしてます

なので、本人はその特殊なライフスタイルになることを納得した上で働いているんですね。それくらい、魅力のある職種だと僕は思っています。

世界の第一線で活躍している開発者の人たちと会話し、大げさでなく世の中の開発者を支援する。そして開発者一人ひとりがヒーローになれるように我々は日々活動しています。

DevRelとは何なのか?
それを仕事にするデベロッパーアドボケイトやテクニカルエバンジェリストって何なのか?
興味がある方はこちらを眺めてみて下さい。これは私がDevRel/Japanカンファレンスのキーノートで話した資料です。DevRelのことが少しは見えてくるかもしれません。
そして、この仕事がいかに魅力的で楽しい仕事かというのも分かるかもしれません。

分かりかけてきた人は、ぜひ毎月開催しているMeetupにも足を運んでみてはいかがでしょうか?

DevRel Meetup in Tokyo

それでは!

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Taiji

Datadog Senior Developer Advocate | Ex-OutSystems Dev Community Advocate | Ex-IBM Dev Advocate | Microsoft MVP | 筑波大学、名城大学非常勤講師 | 記事は個人の見解であり、所属する組織とは関係ありません。